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なぜか惹かれる、80sデザインの魅力──Stranger Things(ストレンジャー・シングス)が再燃させたカルチャー熱

  • 執筆者の写真: 110inc-STAFF
    110inc-STAFF
  • 7月9日
  • 読了時間: 3分

はじめに:今また80年代がアツい!?


もともと古着や映画が好きな自分は、80年代の作品を見返すこともしばしば。

最近、街を歩いていても、“80年代っぽい”ファッションや雑貨をよく目にするようになったと感じます。


振り返れば、音楽・映画・ゲームといったカルチャーが花開いた1980年代は、今のZ世代やミレニアル世代にとって「ちょっと懐かしくて、逆に新しい」存在。そんな“80sリバイバル”の気運を大きく広げたきっかけのひとつとして思い出されるのが、Netflixのドラマ『ストレンジャー・シングス』です。


80年代の空気感やアイテムが丁寧に描かれたこの作品は、多くの人に当時のカルチャーの魅力を再発見させる入り口のきっかけになったひとつではないでしょうか。


Stranger Things イメージフォト

01 . なぜ『ストレンジャー・シングス』はここまで刺さるのか?


『ストレンジャー・シングス』がここまで多くの人の心をつかんだのは、物語のおもしろさだけではありません。

作品全体に漂う1980年代の空気感が、視聴者に強く印象を残しているのではないでしょうか。


物語の舞台は80年代のアメリカ郊外。そこにはブラウン管テレビやカセットテープ、アーケードゲームや自転車など、今ではレトロに感じるアイテムが自然と溶け込んでいます。

音楽、ファッション、インテリア、照明までもが当時のリアリティを細かく再現していて、実際にその時代を体験していなくても“懐かしさ”を感じる演出がなされているのが特徴です。


加えて、登場人物たちが身につけているアイテムや部屋の小物などが、まさに今のZ世代やミレニアル世代にとって新鮮に映り、「かわいい」「ほしい」といったリアクションへとつながっています。


ストーリーに引き込まれるうちに、気づけば80sのカルチャーそのものに惹かれていく——

『ストレンジャー・シングス』は、そんな現象を生んだ数少ない作品のひとつだといえるでしょう。



02 . 80sデザインのどこに惹かれるのか?


① 色使いと大胆さ

ネオンカラーや原色の組み合わせ。いまのミニマルなデザインとは真逆だけど、逆にそれが新鮮で「自分らしさ」が出しやすい。


② アナログな可愛さ

カセットテープやウォークマン、ブラウン管テレビ。無駄が多いけど “物として愛せる形”がある。


③ どこかあたたかい手触り

AIやデジタル全盛の今だからこそ、人の気配が残る時代のデザインに安心感を感じるのかもしれません。



03. グッズやデザインの世界にも波及


『ストレンジャー・シングス』の影響もあり、80s風のグッズやデザインがSNSでも話題になっています。

特に人気なのが:


カセット風のスマホケース


アーケード筐体のミニフィギュア


ジャージ素材のトラックジャケット


HS風パッケージの雑貨


レトロロゴを使ったアパレル デザイン など


単なる懐古趣味じゃなくて、「見せたい」「使いたい」デザインとして今の感性に合っているんです。



まとめ. 80sデザインは“記号”じゃなく、“空気感”


『ストレンジャー・シングス』をきっかけに、私たちは80sを単なる昔のスタイルではなく、「時代の空気」として再発見しているのかもしれません。

だからこそ、服や小物、グッズのデザインにおいても、その“空気”が感じられると、なぜか惹かれてしまう。


時代は変わっても、人の感性は共鳴する部分がある――そんなことを感じさせてくれるのが、80sデザインの魅力なんだと思います。


※部分的に個人的主観が入っています。ご了承の上、ご参考にしてください。


 
 
 

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